経営戦略・経営計画
経営戦略とは、漠然とした概念ですが、企業が様々な意思決定を行う際の基本となるものです。
かつては、経営コンサルティングの主流は、作業改善、コストダウン、販売促進といった、オペレーションレベルの指導、つまり経営戦略の変更を伴わないものにあったと思われますが、社会・経済の変化のスピードが速く、かつ企業間競争が激化している現在においては、経営戦略指導のウェイトが高まっています。
中小企業診断士として企業の経営戦略を考える場合、次のような定石があります。
・その企業の経営環境を「強み・弱み・機会・脅威」の観点から分析してゆく
「SWOT分析」
・限られた経営資源をどこに投下すべきかを検討するための「事業領域(ドメイン)」策定
・ライバルといかに競争するかに焦点を当てた「競争戦略」と、その基本となる「5つの競争要因」分析
・自社の競争地位を明らかにし、最適な戦略を選定するための「4つの競争地位」
等々です。
また、より具体的な戦略として、
・マーケティング戦略
・組織戦略
・多角化戦略
等々があります。
経営戦略をより具体化し、数値化したものが経営計画であると言えるでしょう。
経営計画といえば融資や補助金の申請のために作成するイメージがありますが、それが本来の目的ではありません。本当にその戦略が可能なのか、緻密にシミュレーションしてみるものなのです。
当事務所では、経営戦略をベースに、損益・キャッシュフローの観点から、達成可能な経営計画の作成をお手伝いします。
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